人生をマラソンに置き換えるとゴールは死だろう。
マラソンの目的がゴールなのに、人生のゴールの死を意識せず走っている自分がいた。
ただ今ある道を走っていた。
死はいつか絶対くるものなんだから、どうせなら仲良くやりたい。
お迎えを逆にお迎えしてあげるくらいの気持ちで。
死ぬのは漠然と怖いと思っていた。
何が怖いのか。
知人が死ぬのは悲しいけど、自身が死ぬのは悲しめない。
ただ何かやり残したことができないのが悔やまれるのである。
満足できないままゴールテープを切るのが怖いだけなのだ。
なにもやり残すことなく、満足して迎える死はきっと安らかだろう。
やることなんて無限にある。追い求め続けたら、いつか死ぬ時も何かを追い求めているだろう。
生きるのにノルマなんてないから、適当に区切りを付けて、のんびりとしよう。
そして、死を心からの笑顔でお迎えしたいと思う。
自分は自分の全てを知っている。
そんな自分が最後に心からの笑顔になれる人生は素晴らしいものに違いない。
そんなゴールに向かってなら
走れそうだ。

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